
7年ぶり12回目の来日公演が10月19日(金)Asueアリーナ大阪で開幕、その後10月21日(土)のパシフィコ横浜公演を挟んで、10月23日(水)、24日(木)日本武道館でのコンサートが開催されました。
日本公演が開催されるまで、ジョナサンが再度ニールを提訴し(その後和解)日本公演の後に予定されていたUK&アイルランド公演がキャンセルされたり、先月ブラジルで開催された Rock In Rio でアーネルのパフォーマンスが誹謗中傷され、傷ついたアーネルがSNS上でバンドを脱退して欲しい人が多数いるなら脱退すると投稿したりとバンド内がバタバタした状態で無事日本にきてくれるのかな?アーネルの喉の調子は大丈夫なのかな?など心配していましたが、私の心配は杞憂に終わり、過去最高のパフォーマンスを披露してくれました。
会場は平日にも関わらず往年のジャーニーファン(所々に若いファン)が駆けつけ、3階スタンドステージ真横の席(おそらく追加で販売された座席)までびっしり。私服の方が多いのが今までと少し違うな~と感じつつ、私は物販で厳選して購入したTシャツを着こみ開演前のステージ写真を撮ったりしながらソワソワしながら待ってました。そうそう今回はスマフォ撮影はOKでしたよ。
The Who の “Baba O’Riley” がフェードアウトし会場が暗転するとニールが1人でギターを弾きながら登場、観客は一斉に立ち上がり大歓声で迎えいれます。
ニールのギターにバンドが加わり壮大なオープニングから一転美しい12弦のアルペジオから “Only The Young” の演奏が始まるとステージにアーネルが登場、「こんばんは、ブドウカントキオー」と挨拶して歌い始める。大阪や横浜でもアーネルの歌声は絶賛されていましたが今日も絶好調!サビではアーネルに促され腕を左右に振りながら、早くもサビで大合唱がおこります。
続けて ”Raised on Radio” からノリの良い定番曲 “Be Good To Yourself” が始まると会場はさらに盛り上がる。アーネルはステージ真横で見えにくいアリーナ上段席の観客にものステージ端まで行って歌い、手を振り、飛び跳ねたり、親しみやすい笑顔を振りまきながら会場一つにまとめていきます。
ニールの短いソロを挟んで個人的にロック史上最高のギターリフから繰り出される ”Stone in Love” からディーンが歌う”Keep On Running”へハードロッキングな曲を立て続に演奏し観客をグイグイ引き込んでいきます。
印象的なシンセサイザーのサビで始まる”Ask The Lonely”を開始、当時なかなか活動が再開されない中発売されたシングルレコードで一番聞い思い出の曲。間奏のピアノソロとバッキングギターは何度聴いても最高だなーと懐かしく思い出しているところにドライブ感満載の “Escape” を演奏し前半のハイライトを迎える。
ここで最新アルバム “Freedom” からのジミ・ヘンドリックスを想起させるニールのギターを全面に出した新境地 ”Let’s it Rain”を披露、新曲への反応は少なめでしたが、個人的には”Freedom”からの楽曲もっと聴きたかった。いい曲沢山あるのに残念。
ここでようやく一息つきニールのMCからディーンがボーカルをとる ”Lights”へ、スマフォのライトが美しく会場を包むなかアーネルがステージに戻り “When You Love A Woman” の演奏が始まると会場にどよめきが湧き上がる。1996年に一時的に黄金期のメンバーで再結成し作成されたアルバム ”Trial By Fire” からの1stシングル。美しいピアノイントロ、しっとりと味わいのあるボーカル、ニールの短いながら完璧なギターソロを備えたこの曲。ライブで一番聴きたかった曲の一つで個人的には本日のハイライとなりました。
Frontiersから”Chain Reaction”を挟み演奏された ”Send Her My Love” はエンディングに新アレンジを追加して披露、続けて演奏された ”Who’s Crying Now” これほど完璧なギターソロがあるでしょうか?切ないメロディーがノスタルジックでほろ苦い感覚を呼びおします。
そんな空気を一変させるナーナーソング ”Lovin’ Touchin’ Squeezin’”を開始、両手を左右に振りながら大合唱、本編終了と思えるほど再び盛り上がりをみせる。
ジョナサンのMCをはさんでピアノソロタイムから完璧なバラード ”OpenArms” ”Faithfully” が続けて演奏される、何度も何度も聴いてるのにいつも感激する名曲中の名曲。もちろん “Faithfully” では”オーウォーオーオー、オーウォーオーオー、オオー、オーオーオーオー”の大合唱、ずーっとその場の空気感に浸っていたい所でしたがバンドはすぐに演奏を再開、50周年にふさわしいレア楽曲タイムへ突入。最初は ”Departure”から“Line Of Fire” 続けて ”Escape” からあまり披露されない “Dead or Alive”そして極め付けが “Raised On Radio”から ”Suzanne” が恐らく日本で初めて披露れたこの曲ではサポートメンバーのジェイソン(Key,Vo)がボーカルを務めあの頃のベリーのボーカルを完璧に再現してくれました。この曲は日本公演では23日しか演奏されておらず超ラッキーでした。(他の公演日は同じくジェイソンが歌う “Girl Can’t Help It” こちらも ”Raised on Radio” からの楽曲で十分レアですけどね、私は”Raised on Radio” からなら ”I’ll Be Alright Without You” を演奏して欲しいかった。。。)
ここでニールのソロが披露され、お馴染みの ”Wheel In The Sky” のイントロへ中盤アーネルが舞台を降りてお客さんサービスしてる間サミー・へイガーとニールの共演で知られる HSASからの ”My Home Town” を挟んで ”Wheel In The Sky” へ戻り大歓声を浴びる。
そのまま日本ではWBCでお馴染みの ”Separate Ways” の印象的なイントロが流れると皆ドラムに合わせて拳をあげ最後の”ノー”と絶唱、続けて世界一で一番再生されている多くの人のサウンドトラックとなっている ”Don’t Stop Belivin’ ”最後に登場するサビで ”Don’t Stop Belivin’ ”を熱唱。最後は紙吹雪が舞う中 “Anyway You Want it” が演奏されて本日の演奏が締めくくられました。
あっという間の2時間、アンコールなし、ヒット曲満載で息をする暇もないほど最初から最後まで楽しませてくれました。
これがベテランバンドの演奏なのか!?圧倒的なパワーとハイレベルのパフォーマンスで観客を完全にノックアウトしてくれました。
今のバンドはアーネルのパワーを得て最高潮向かうところ敵なしのライブバンドじゃないでしょうか。
この調子ならまだまだ続けていけそうなので、次回は7年もの間を空けず、早く戻ってきて欲しいです。
メンバー
Neal Schon
Jonathan Cain
Arnel Pineda
Deen Castronovo
Todd Jensen
Jason Derlatka
セットリスト 10.23 Nihon Budoukan
Only The Young
Be Good to Yourself
Stone In Love
Keep On Runnin’ ※
Ask The Lonely
Escape
Let’s it Rain ※
Lights
When You Love A Woman ※※※
Chain Reaction
Send Her My Love
Who’s Crying Now
Lovin’ Touchin Squeezin’
Open Arms
Faithfully
Line Of Fire
Dead Or Alive
Suzanne ※※
Wheel In The Sky
Separate Ways
Don’t Stop Believin’
Anyway You Want It
※ 10/24は演奏されませんでした。
※※ 10/23以外は “Girl Can’t Help it” が演奏されました。
※※※ 大阪公演は “Still They Ride” が演奏されました。